YouTube のチャンネル観察してると、やっぱり自己開示してる人のほうが人気あるなあ。ブログでも書いてる人が話しかける感じのほうが伸びてる気がする。
YouTube の場合、「皆さんはどう思いますか?コメント欄で教えて下さいね!」って最後に付け加えてる動画が伸びてる。これは、参加を促して、視聴者のエンゲージメントを高める手法なんだろうけど、なぜそんなに違いがでるのか。
この辺の人間の心理を、あんまり深掘りしすぎると、人間って単純だなーってなるので、そこは触れないで置くとして、自分に関係があるかどうかで人は行動を決めるのだとしたら、 広告ビジネスモデルの場合、 自分に関係があると思わせれば勝ちってことよ。
音楽関係で誰かが言ってたなー。CD を店頭で買ってもらうのはハードルが高いんだけど、コンサートとかのイベントでのグッズは同価格でもガンガン売れるってさ。その人が言ってたのは、自分の体験と結びつくアイテムを人は欲する的なことだった気がする。
で、特にあってもなくても良いようなアプリを売っていて思うのは、買う人は機能よりも体験を買っているということ。何か新しいことを学んだとか、開発者とコンタクトとって意思疎通したとかで、機能自体は大したことなくても、その体験の部分で満足してる人が多い。
となると、体験を提供する側は、もちろん良い体験をしたと思ってもらわないといけないわけで、じゃ、その「良い」ってなんだって話になる。
- 新しいものごとを知って現状認識が広がる
- 費やさなければならなかった労力から解放される -> ストレスから開放
- 気分が良くなる。安心感を得るとか気持ちが高揚するとか。
今適当に思いついたのはこのくらいだけど、きちんと分類・精査していけば、いわゆる「良い物」に共通する何かが見えてくるかもしれない。おそらく、根底にあるのは何かの問題解決で、ユーザーごとに抱えている問題が違う。その多様な問題をオーバーラップして一度に解決する要素ももしかしたら必要だったりするのかもしれない。
ま、このあたり答え見つけ出したら、天上人のステージだね。