間違いを指摘された時の対応でその人の器が透けて見える。
- ムキになって自己正当化 -> 小
- 直接的に指摘を非難 -> 小
- 間接的に指摘を非難 -> 中
- 指摘に感謝 -> 大
- 無視 -> 小 or 大
基本的に1~2は相手にしなくて良い。3は改善の余地はあるが、関わって時間を単に浪費するリスクがある。関わるなら4の反応が望ましい。5は我が道を行くことに集中しているケースが多い。ただ、視野の狭い愚者か大化けする大器かの判別はつかない。
ソフトウェア開発でも、バグの指摘に対しての反応でその開発チームのレベルを推し量ることができる。
基本、バグは放置していて良いことなんてないので、修正するのが是。ただ、技術的な理由でその修正の優先順位が低くなる事がある。それを、ごにょごにょ言い訳し始めたら、良くないサイン。ただ、ユーザーによっては正常な動作をバグと勘違いしているケースもあるので、ここでは明らかなバグでのケースの話。
この反応というのは、その者の技量を示している。修正が造作もないことであれば、すぐ受け入れられる。受け入れられないというのは、指摘そのものを理解できないか、修正する技術がないか、人手不足かのケースが殆ど。指摘を理解できないのは問題外。人手不足にしても、人員確保も技量の内。
つまり、ミスを指摘されてそのことを知りつつ修正できないというのは技量不足に他ならず、それを覆い隠すためにあれこれカモフラージュで言い訳したり相手を攻撃したりするわけだ。
このことを知っている人は、間違いを指摘してみて、その反応で関わるべき人かどうかをチェックしてたりする。そういう人には内なる技量はごまかせない。