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Michael Uno

発信する側は、言ってること自体は大したことないのに何故か注目が集まり、見てる方も、何故か興味を掻き立てられて見てしまう。という現象がある。 多くの場合、発信する側もそれがなぜか認識していなかったりする。

色んなケースが有る中で、一つ、これってあるんじゃね?ってのは「謎」的要素。ご飯食べてるだけのやたら長い動画とか、なんでこんなのが人気なの?っていうのも一つの謎だし、人狼ゲームとかそもそも謎を解き明かすゲームだし、仮面を被って素性を伏せてる動画配信者とかも謎だし、 5オクターブ出せる歌手だとか技術的に謎だし、稀有な才能といったものもどうやって生まれてくるのか謎だし、やってる内容と人柄がマッチしないギャップとかもある意味謎。他には、シンプルにに宇宙の神秘だとか辻褄が合わない歴史だとか、不思議な自然現象とか。

人間の「謎」に対する関心、解らないことを明らかにしたいという欲求は底無し。チラリズムも大枠ではこの部類かもしれない。認識できそうでできないという絶妙なバランス。ということは、謎をうまく提示できれば、視聴数稼げるってことではないか。

気をつけたいのは、謎要素は”不審”ではだめ。これは避けられる。あくまでも、”ミステリアス”で、神秘性やちょっとした違和感・不整合性、自然現象的で解明しずらいものであるべき。感情のように言語化できない深みがあり複雑なものが良い。

これを再現性のある形で意図して提示できたら、情報発信者としてはめちゃくちゃ強い。

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