さくらのレンタルサーバではSSHでログインし、コンソールからオペレーションが可能。最近、PhantomJS をインストールできないかと調べてたりしてて、 Gitのアップデート、依存ライブラリ関連の導入方法で手順を載せているサイトを参考にしてると、時々、便利な小技を紹介してくれていたりする。
例えば,
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$ source ~/.cshrc |
とすると .cshrc ファイルに新しく書き加えた変更を更新してくれる。新しくパスを通したときとかに便利。普通はログインし直さないと変更が適用されない。ちなみにこのファイルはログインユーザー特有の環境変数や、特定のプログラムの初期動作をカスタマイズするのに使われる。
で、こういうのは小技というか、Unix/Linux を日常的に扱っている人であれば当然のことだったりするのだろうから、結局基本コマンドは抑えている必要がある。
また、
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$ bash |
とするとバッシュに切り替わるのだけど、そもそもなんでシェルの複数切り替えが必要なのかわからない。Shell には以下の種類があるらしい。
- 【sh】(Bourne shell)
- 【csh】(c shell)
- 【bash】(Bourne Again shell)
- 【fish】(Friendly Interactive Shell
- その他
(参考:https://qiita.com/ycoda/items/87d23b818cb06ba1c348)
さくらレンタルサーバ(スタンダード)では c shell がデフォルトになっている。
ファイルをリストする時、ファイルかフォルダか区別させるには ls
に -F
オプションを付ける。-a
は隠しファイルも表示。
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$ ls -aF |
ショートカットキー
Bash コンソール全般にサポートされているショートカット。長いコマンドを入力していて、一部修正する時とか使えるものがある。
Ctrl + A | キャレットをライン先頭に移動。 |
Ctrl + E | キャレットをライン最後に移動。 |
Ctrl + L | スクリーンをクリアする。clear コマンドに同じ。 |
Ctrl + U | キャレットより前のインプットを消す。 |
Ctrl + H | Backspace キーに同じ。 |
Ctrl + C | 実行中の処理をキャンセル。 |
Ctrl + D | 現在のシェルを終了。exit コマンドに同じ。 |
Ctrl + Z | 実行中の処理をバックグラウンドでサスペンド状態にする。fg を打つと再開。 |
Ctrl + W | キャレット直前の単語を削除。 |
Ctrl + K | キャレットより後の入力を消去。 |
Ctrl + T | キャレット直前の2文字を入れ替える。 |
Alt + F | キャレットを単語毎に前進させる。 |
Alt + B | キャレットを単語毎に後進させる。 |
↑ / ↓ | 前/先に打ったコマンドの再入力。 |
随時更新予定
小技は見つけ次第、随時追加更新予定。やばい大技があるのだけれど、公開して周知になり沢山の人が使うことで制限がかかったりするともったいないので、できないというジレンマ。